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1996-10-02
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8KB
|
162 lines
QuickSynth Version 1.2.5
GM Sound Module Emulator
with QuickTime Music Architecture
by D.Tanaka
_______________________________________________________
お読みください 1996 . 10 . 1
●はじめに
QuickTime2.0からサポートされたQuickTime Music Architectureはファイルをインストールする
だけでMacintoshがGM音源になってしまうという、Appleの素敵なテクノロジーです。
QuickSynthはそのQuickTime Music ArchitectureをApple MIDI Manager対応のシースンスソフト
やMIDIファイルプレイヤーから直接鳴らすことを可能にします。
このQuickSynthはプログラミングの勉強がてら制作しておりまして、まだまだイマイチなところも
ありますが、お試しいただけたら幸いです。
●Version1.2.5について
Version1.2.5では次の点を修正、機能追加をしています。
・Version1.2.1で対応したはずのPowerPC603e搭載機種で依然タイプ11のエラーが発生するのに対応。
PowerPC603e搭載機種ユーザーの皆様、対応が遅れまして申し訳ございませんでした。
(PowerPC603/603e搭載のMacintoshでは68Kエミュレーションで動作します。)
・音が鳴りやまなくなったときに強制的に発声を止めるPanic機能を追加しました。
●PowerPC603/603e搭載のMacintoshをお使いのみなさまへ
PowerPC603/603e搭載のMacintoshでQuickSynthを立ち上げますと、始めに
「PowerPC603/603e搭載のMacintoshでは
68Kエミュレーションで動作します。
QuickSynthを再起動してください。」
というメッセージが出ますので、一度「終了」ボタンを押して終了したのちにもう一度起動してください。
なお、このメッセージが出たQuickSynthはFatBinaryから68Kアプリケーションに変わります。
よってそのままPowerPC601/604搭載機種にコピーした場合、68Kエミュレーションで動作します。
●特徴
・MIDIチャンネル1〜16チャンネルに対応のマルチ・ティンバー。
・各トラックはボリューム、エクスプレッション、ピッチベンドに対応。
・RPNピッチベンドセンシティビティーに対応。
(初期設定は2半音になっています。)
・GMマスターボリュームに対応。
・10トラック以外をリズムトラックに設定可能。
(GS音源のエクスルーシブを認識してセットされます。ただしドラム
マップの設定は無視されます。)
・QuickTime2.5より前のバージョンで一部リズム音が再生されないバグをある程度回避。
・68KMac(68020以降)、PowerMac対応。
・QuickTime2.5対応
●動作環境
・漢字Talk7以降の68KMac(68020以降)、PowerMacで動作します。
(但しPowerPC603/603e搭載のMacintoshでは68Kエミュレーションで動作します。)
・Apple MIDI Manager、QuickTime2.0以降、QuickTime音色または
QuickTime Musical Instrumentsが必要です。
・Apple MIDI Manager対応のMIDIシーケンスソフトかMIDIプレイヤーを用意してください。
次の機種で動作確認をしています。
・PowerMacintosh7500/100、9500/120(RAM48M/HDD1GB)
OS Version:漢字Talk7.5.2 Apple MIDI Manager Version:2.0.2 QuickTime Version:2.1、2.5
・Macintosh LC475
OS Version:漢字Talk7 Apple MIDI Manager Version:2.0.2 QuickTime Version:2.1、2.5
●使い方
1.Apple MIDI Manager、QuickTime2.0以降、QuickTime音色または
QuickTime Musical Instrumentsがインストールされていない場合は、
あらかじめそれらをインストールしてください。
2.Apple MIDI Manager対応のMIDIシーケンスソフトかMIDIプレイヤーと
QuickSynthを起動します。
3.PatchBayを起動して、MIDIシーケンスソフト等の出力ポートとQuickSynthの
入力ポートを接続します。
(この設定は自動的に保存されますので、QuickSynthの起動の度に設定する必要はありません。)
ハ
4.あとはMIDIシーケンスソフト等などでMIDIファイルを再生して下さい。
・「Force Assign」機能について。
これは、QuickTime2.5より前のバージョンにおいて、QuickSynthを再起動した時などに起こるリズム
のバスドラムやスネアの音が発声されなくなるバグを回避します。ただ動作としては単純で発声する音
で代替発声させているだけです。このバグはシステムを再起動すると直るのですが、そんなことのため
に いちいちMacintoshを再起動するのは面倒という方はお試しください。
設定方法は「File」メニューの「Force Assign」にチェックをつけます。
(この機能はQuickTime2.5では無効になります。)
・「Auto Launch」機能について。
Auto Launch機能はあらかじめ設定しておいたアプリケーションをQuickSynth起動時に自動的に
起動します。設定方法は次のとおりです。
1.QuickSynthを起動して、「File」メニューの「Auto Launch...」を選びます。
2.Auto Launchダイアログが開いたら、「Launch」チェックボックスをクリックします。
するとファイル選択ダイアログが開きますので、自動で起動したいアプリケーションを選び、
「OK」をクリックします。
Auto Launchダイアログに戻ったら「OK」をクリックをクリックします。
3.次回QuickSynthを起動した時に、設定したアプリケーションがいっしょに起動します。
なお、チェックボックスのチェックを外して「OK」ボタンをクリックすると設定が解除されます。
・「Panic」機能について。
なんらかのトラブルで、音が鳴りやまなくなった時に「File」メニューの「Panic」を選ぶと強制的
にQuickSynthの発声を止めます。optionキーを押しながら「File」メニューを開くと「Panic」が
「Reset」に変ります。「Reset」を選ぶと音色やリズムトラック設定がリセットされ発声を止めます。
●QuickSynthの問題点
・PowerPC603/603e搭載のMacintoshがPPCネイティブで動作しない。
アップロード時にPowerPC603/603e搭載のMacintoshで動作確認ができなかった為に報告がある
まで気が付きませんでした。該当のMacintoshをご使用のみなさま、ごめんなさい m(_ _)m
PPCネイティブだとPowerPC603/603eではどういう訳かタイプ11のエラーが発生してしまう
ようです。Apple MIDI Managerに問題があるような気もするのですが、対処方法がわからないので
仕方なく68Kエミュレーションで動作するようにしました。もし対処方法をご存じの方は 是非とも
教えてください。
・QuickSynthを起動後、時間経過につれて発声が遅くなる。
QuickTime2.5より前のバージョンの時に起こる問題です。
レベルメータのついたMIDIプレイヤー等を使うとよく分かってしまいます。最初はいいのですが、
その内にレベルメータに発声が全然ついていかなくなります。残念ですが、現在のところこれを回避
するにはQuickSynthを再起動するしかないようです。(解決策が思い当たる方、ぜひとも教えて下さい。)
●配布について
・QuickSynthはFreewareです。
・無償メディアでの配布/転載に関して作者の承諾を得る必要はありません。
但し、転載後に転載先などをメールにてお知らせ下さいますようお願い致します。
・有償メディアでの配布/転載の場合は、お手数ですが作者に事前に連絡願います。
・配布/転載の際は必ず、この「お読みください」を添付してください。
また、必ずしも圧縮されている必要はありませんが、一度起動したQuickSynthを配布することは絶対
に避けてください。
●著作権と免責
・QuickSynthはFreewareですが著作権は作者が保有します。
・QuickSynthの使用(あるいは使用できなかった事)によって何らかの損害が
発生しても作者は一切責任を負いません。
●謝辞
Apple MIDI Manager、QuickTime Note Allocatorなどに関しての非常に有益なプログラミング情報を
Nifty-Serveにて公開してくださったMIDIGraphyのTONTATA様、また情報をお寄せいただきました、
JUNO Librarianの鈴木隆司様、またこころよく動作テストを引き受けて下さいました、田中麻里様
そして、このQuickSynthを使ってくださる全ての方々に厚く御礼申し上げます。 m(_ _)m
●ご意見・ご感想・バグレポート
QuickSynthに関して、ご意見・ご感想・バグレポートなどございましたら、
次のメールアドレスまでメールにてお気軽にどうぞ・・・
Internet : tanaka@urban.or.jp(こちらはほぼ毎日チェックしてます。)
Nifty-Serve : KFQ03276(ハンドル:ムク)
QuickSynthの最新バージョンは作者のホームページでも配布しております。
よろしければ、次のURLにアクセスしてみてください。
http://www.urban.or.jp/home/tanaka/
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